英語講師の本音語り

講師歴20年☆現役英語講師が、教えていて思う本音を語っていきます。英語学習のお役立ち情報もあれこれ。

セブ島の語学留学と英語の発音の話

続けることの重要性を説いたイチロー選手の言葉を紹介した矢先から、ブログの更新に間を空けてしまった、、、英語講師のkohです。

 

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実はこの間、セブ島に行っていました。セブ島(フィリピン)は英語を公用語としているので、お店やレストラン、ビジネスの場面で普通に英語が使われます。学校でも英語で授業が行われるようですし、テレビ番組も普通に英語で見ていたりしますから、平均的な英語力は日本人よりもはるかに上です。

 

一方でフィリピン語(タガログ語)も公用語であり、フィリピン人同士の会話では、こちらを使用していることの方が多い印象です。またセブ島ではセブアノ語やビサヤ語を使い、これはこれでフィリピン語とはだいぶ違うらしく、多言語を扱うフィリピン人に感心するばかりです。サラマァト「ありがとう」、ハポン「日本人」など、いくつかの単語は覚えましたが、まあ基本的にさっぱり分かりません。

 

最近はセブ島に語学留学する日本人も増えていて、実際そういう方たちにもたくさん出くわしました。彼らいわく、一番の収穫は「英語圏で生活することで、英会話のメンタルバリアが取れること」だそうです。若干、フィリピン人独特の英語発音に慣れるまで聞き取りづらいところはありますが、明るい国民性や南国の楽しい雰囲気、生活費が安く済むなど補って余りある良さがあり、セブ島留学はおすすめです。

 

また英語は、第2言語として世界中で使われていますから、地域によって独特の発音があるのは当然であり、アメリカ英語やイギリス英語など、英語を母国語とする人々の発音だけを正しい英語だと思う必要はありません。彼らでさえ地域によってなまりがあり、こだわりだしたらきりがありません。

 

そして第2言語として英語を学ぶ場合、母国語によって口の使い方、口周りの筋肉のつき方が異なり、発音に影響が出てしまうのは致し方ないことです。日本人が日本人ぽい英語になってしまうのも当然で、それを気にするより通じる英語発音ができていれば良いと割り切ることが必要でしょう。

*発音を軽視しているわけではありません。通じるレベルまで発音をしっかり学習することは極めて大切です!!

 

もちろん、アメリカ英語の滑らかな発音をクールだと感じ、発音から入るのもひとつの手段です。(←妻はこっち派で、一時期、waterの発音にこだわりめっちゃ練習してました。笑)ただ、それをひとつひとつ完璧にするのは茨の道かも?

 

次回は学習時間の話に戻ります。

 

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